私が初めて購入したローファーがクロケットアンドジョーンズのリッチモンドです。
30代になるまではシンプルなスニーカーばかり好んで履いていました。
革靴、特にローファーはデザインもあまり好きではなく魅力を感じていなかったのですが、30代にもなったことだし大人っぽい服装をしたいと思い、革靴を探しに行きました。
店頭で試着させてもらった瞬間、「かっこいい!」と思わず購入してしまった思い出のある一品になります。
この記事をおすすめする人
・普段はスニーカーばかりだが、革靴にも挑戦してみたいと感じている人
・ジーンズなどのカジュアルな服装をベースにして大人っぽい雰囲気にしたい人
CROKETT&JONES(クロケット&ジョーンズ)とは
革靴好きなら知らない人はいないというくらい有名なイギリスを代表する本格靴ブランド
伝統的なシューメーカーの多くが拠点を置くイギリスノーザンプトンで1879年に創業された同ブランドは、世界中で最も多くの木型をもつメーカーとしても知られ、靴作りにおけるノウハウは世界中で高い評価を受けています。
高級革靴に属すブランドの中でも、比較的手の届きやすい価格帯と確かな品質で圧倒的な支持を得ています。(それでも10万円前後しますが・・・)
映画007のジェームスボンドが履いているシューズとしても知られるこのブランドはまさに「紳士の靴」の代表と言っても過言ではない王道ブランドです。
定番スウェードコインローファ「RICHMOND (リッチモンド) 」
私が購入したこのモデルはコインローファー仕様のデザインで、見た目は控えめでベーシックですが、上質なスエードレザーとの組み合わせによりカジュアルだけど上品さも持ち合わせた一足となっています。
またこの靴は裏地がないアンライニングと呼ばれる仕様となっていて、柔軟なスエードの特性を最大限生かしたソフトな履き心地となっています。
ヒール脇の曲線を描いたステッチが印象的。これはただのデザインではなく、脱ぎ履きや歩行時のスレによる負荷に強くするためのものだそうです。
コインローファーの「顔」とも言えるサドルパーツの切り込みは小さめなデザイン。
主張し過ぎていないこの感じが良いです。
おすすめポイント
カジュアルな服装を大人っぽくしてくれる
ローファーに限った話ではありませんが、革靴は履くだけでコーディーネートを大人っぽく綺麗に仕上げてくれる効果があり、いつも履いているスニーカを革靴に変えるだけでグッと大人っぽく見えるようになります。
ただし、私服用の革靴選びは注意が必要です。
スーツに合わせるような革靴を私服に合わせてしまうと、靴だけドレス感が強過ぎてなんだか変な印象になってしまいます。
周りから「あれ?靴間違えたの?」とツッコミが飛んできそうです。
その点、このリッチモンドはカジュアルなスエード素材にも関わらず、靴のつま先が細くなっているドレス感が強めのデザインとなっているため、ドレスとカジュアルのバランスが絶妙です。
ユニクロのホワイトジーンズと合わせてみました。ブラウンのスエード素材なので、白いパンツとも相性抜群です。
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年中履ける汎用性の高さ
春から秋までなら素足を見せて、靴下を履けば冬でも履くことができます。
夏に革靴は暑苦しいイメージがありますが、スエード素材は軽やかな雰囲気を与えますし、ローファーは素足の面積が大きいので爽やかな印象になります。
逆に冬になるとスエード素材はぬくもりが感じられる素材なので、同じくぬくもりが感じられるようなコートに合わせるとバッチリ決まってくれます。
白Tにブルーデニムという夏の定番コーディネートに合わせてみました。スエード素材ですが重苦しくなく、カジュアルなスタイルを大人っぽく引き締めてくれます。
合わせているデニムは「シヴィリア」のデニムコアで、シルエットが抜群でこちらもオススメのアイテムになります。
注意点:サイズ選びは重要
ローファーは、靴紐でサイズ感の微調整ができないため、サイズ選びがすごく重要です。
履いていると革が伸びてきますのでその伸びも考慮する必要があります。ですので必ず試着することをおすすめします。
試着が面倒という人も多いと思いますが、高い買い物ですし店員さんと相談しながら妥協することなく自分にベストなサイズを探しましょう。
私も購入時には店員さんと相談しながら色いなサイズのものを試着させてもらいました。
ジャストサイズより少しきつめを選んだ方が良いとアドバイスをもらい購入したのですが、履き始めは足が痛くて痛くて大変でした。
最初は短い時間から、徐々に時間を伸ばしていって革を伸ばしていくのが良いです。
今では痛みも全くなく快適に着用できてきます。
まとめ
クロケットアンドジョーンズのリッチモンドを紹介させて頂きました。
カジュアルなスエード素材にも関わらず、ドレッシーな雰囲気を纏っているこのローファーは、初めて革靴にチャレンジする人にも自信を持っておすすめできる一足です。
「コーディネイトはドレスとカジュアルのバランスが大事」ということがよく言われていますが、まさにこの言葉をこの靴だけで表現しており、本当に使いやすいです。
今回の記事がみなさまのお役に立てれば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。